『三行文庫vol.12』【きっかけをつくる×自己啓発】
ステキな3人が毎回「気分×テーマ」に沿った本を紹介。
ステキな3冊を3行でー
「三行文庫」
第2、第4水曜日更新。
目標を立てても、なかなか達成できないことってありますよね。
特に、効果が現れるのに時間がかかるようなことは、なかなかやる気が続かなかったりとか…
決して、がんばりたくないわけではなくて、むしろがんばりたいのにがんばれない。
新年に立てた目標に早くも挫折したという方もいらっしゃるでしょうか。
けれども、そんなモヤモヤしたとき、
ちょっとした出来事や外部要因で、なんだか、やる気が湧いてくることってないですか?
今回は、そんなやる気を起こさせるきっかけになるような本やそのほか心境が変わるきっかけになったような本を三人の方にお聞きしてきました。
「きっかけをつくる×自己啓発」をテーマにお聞きした三冊です。
実際に、それぞれの方の心になんらかの変化をもたらすきっかけを与えた三冊。
ぜひとも参考にしてもらえれば嬉しいです。
(1)高原康平(香川県在住のフリーのプレイングマネージャー。企業数社のマーケティングサポートをSNSを通じて行う)
〇 夢をかなえるゾウ(著/水野敬也)
(内容/「BOOK」データベースより引用)
「お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで」ダメダメなサラリーマンの前に突然現れた関西弁を喋るゾウの姿をした神様“ガネーシャ”。成功するために教えられたことは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかりで…。ベストセラー『ウケる技術』の著者が贈る、愛と笑いのファンタジー小説。
・頑張ろうと思っても頑張れない、退屈なまま毎日が過ぎていく主人公。そんな主人公の前に現れたのは、自らを神様と名乗るガネーシャ。頑張れない僕と自称神様のたわむれの物語。
・対話調で読みやすい。自己啓発は、~なのだ!感が強いものが多い気がするが、物語で対話調なので、自己投影しやすく読みやすい。
・課題を出してくれるのでやりやすい。最初は確か靴を磨いてみようだったと思うけれど、募金してみようとか、笑わせてみようとか、具体的で取り組みやすい。つまり行動しやすいので変わりやすいし、変わったという意識を持ちやすい。
(2)yousay tokugawa(香川県在住。現在学生フリーランスとして活躍中。プログラミングなどが専門)
〇 道はひらける(著/D・カーネギー)
(内容/「BOOK」データベースより引用)
日本で300万部突破の世界的ベストセラー。悩みの原因を根本から突き止め、悩みを克服するための具体的な方法を解き明かした不朽の名著。
・行き詰まったとき、悩んだとき、挫折したときどうするか?についての答えがつまってます。
・様々な心理状態への対処方法がたくさん書いてあるので、どれかひとつは自分にあうものが見つかるはず。
・「人間に幸福をもたらすものは、己自身以外にはない」という言葉がいい。どんな状況もその人の捉え方しだいなので自分を変えれば自ずと幸・不幸は変わるなぁと思います。
(3)赤いジュゴン(愛媛県在住。体の6割はうどん、2割は愛、1割はランニング、1割は仕事という化合物。2019年は「より多くの物質を混ぜる年」にしたい)
〇 小さい”つ”が消えた日(著/ステファノ・フォン・ロー)
- 作者: ステファノ・フォン・ロー,岩田明子,小林多恵,トルステン・クロケンブリンク
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2008/10/30
- メディア: 単行本
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(内容/「BOOK」データベースより引用)
小さい“つ”はみんなの笑い者。「自分は必要ない…」と家出をしたから、さあ大変。五十音村にすむ言葉の妖精たちの物語。
・著者はドイツで生まれ20歳で来日。日本語を習い始めた頃に、小さい「つ」を抜かす間違いをよくしていたことが、この本を書くきっかけとなった。
・小さな「つ」。音にもならない文字だけど、有るのと無いのとでは大違い。小さな「つ」が消えた人間の世界にもご注目ください。
・いじめに悩んでいる方、社会のなかで自分の存在意義とは何か悩んでいる方にすすめたい1冊。30分で、心にあたたかな灯をつけられます。
(編/「hontopia」編集部)