『大人の児童書目録 vol.1』【焼き肉を食べる前に。】
はじめまして。
この度、ご縁がありまして
記事を書くことになりました、たけはるです。
今は、愛媛・松山で会社員をしておりますが、
中身は生粋の讃岐人でございます。
ぶっかけうどんが恋しい今日この頃ですが、
ご覧の通り、愛媛生活も満喫しております。
先日行った伊方町、絶景でした~
どうぞよろしくお願いいたします。
大人になった今だから読みたい、あの児童書。
普段、本や雑誌を扱う仕事をしているので
いろいろ読み漁ることが多い私。
小説からカフェ本、写真集など、ジャンルは様々なのですが
その中で最近密かにハマっているのは、「児童書」なんです。
20代半ばになり、もう児童書というジャンルから離れて
かなり経つのですが
大人に戻った今、改めて見てみると
深い本が沢山あるんですよね。
そういった本を少しでもご紹介できればと思います。
夏だ!BBQだ!焼き肉だ! …の、その前に。
今回ご紹介するのは、
『焼き肉を食べる前に。 絵本作家がお肉の職人たちを訪ねた』です。
絵本作家・中川洋典さんという方が、絵本の仕事で食肉工場に行った際、
「屠畜」という世界の独特さ、
世間的な印象と実際のギャップに驚いて書かれた一冊です。
普段、何も気にせずおいしく食べているお肉。
牛や豚、鶏などを殺して捌いて、
ということは考えることは少ないでしょう。
そういった仕事をしている人がいるおかげで
毎日お肉を食べられているわけですが、
「殺す」というイメージからか、
みんなが憧れるような仕事ではないのも事実。
この本の中では小学生でも分かるように、
でも職人さんの「生の声」をありのままに載せています。
なので、大人が読んでも
「は~、確かになあ…」と、かなり考えさせられる。
近所の図書館で偶然見つけたのですが、
かなり深い一冊でした。
最近は、ビーガンやベジタリアンなど、
お肉を食べないという方も増えてきましたが
単純に食べる・食べない、
それが良い・悪いということだけでなく
その中身をきちんと知るということが
まずは大事なんじゃないかなあと思います。
とは言いながらも、私はお肉大好きですよ!(笑)
今夏は少なくとも、
2回はBBQをする予定です!
おいしく味わっていただきます^^
こんな感じで、
毎回紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
熱中症にはお気をつけて!(笑)
次回もお楽しみに。
焼き肉を食べる前に。 ―絵本作家がお肉の職人たちを訪ねた― (エルくらぶ)
- 作者: 中川洋典
- 出版社/メーカー: 解放出版社
- 発売日: 2016/04/22
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