『三行文庫vol.7』【秋に読みたい×屋外】
ステキな3人が毎回「気分×テーマ」に沿った本を紹介。
ステキな3冊を3行でー
「三行文庫」
第2、第4水曜日更新。
もう今週末のお話になってしまって恐縮ですが、
11月18日に、愛媛県東温市(松山市の隣)で開催される
に、ご縁あって「三松文庫」が出店させていただきます。
東温市のキャンプ場・なめがわ清流の森で開催されるこのイベント。
デイキャンプをしながら、本とおいしいものを楽しめるイベントということで、
キャンプもおいしいものも、もちろん本も全部大好きな「三松文庫」としては、
とても楽しみにしていて、決まった日からワクワクドキドキしています!
森の中で本を楽しむ特別企画として
「なめがわの森で読み聞かせ」や
岡山の451BOOKSの根木さんが講師をしてくださる
「大人のための絵本講座」
といった催しもあるようで、お楽しみポイント満載です。
実は、その「滑川 BOOK CAMP」なんですが、参加にあたって事前に
「秋の野外で読みたい一冊」
を教えて欲しいと言われました。
今回は、これに便乗して
イベントに参加させていただく「三松文庫」三人それぞれのおすすめの
「秋の野外で読みたい一冊」
を紹介させていただければと思います。
(1)あかまつのりき(「三松文庫」店主兼「hontopia」編集長)
〇 オチビサン(著/安野モヨコ)
(あらすじ/「Amazon内容紹介」より引用)
豆粒町を舞台に、オチビサンと仲間たちが繰り広げるあたたかい日常。春はお花見、夏は海水浴、秋はもみじ狩り、冬はお鍋・・・四季の移り変わりを、やわらかいタッチとどこか懐かしい色彩でつづった作品。
・四季折々の「オチビサン」を楽しめます。
・小さいから見つけられること、感じられること。
・小さい秋、みーつけた。
(2)三田稔(「hontopia」副編集長兼ライター)
〇 カンガルー日和(著/村上春樹)
(あらすじ/「BOOK」データベースより引用)
時間が作り出し、いつか時間が流し去っていく淡い哀しみと虚しさ。都会の片隅のささやかなメルヘンを、知的センチメンタリズムと繊細なまなざしで拾い上げるハルキ・ワールド。ここに収められた18のショート・ストーリーは、佐々木マキの素敵な絵と溶けあい、奇妙なやさしさで読む人を包みこむ。
・どうも気分が落ち込んだとき。そわそわするとき。少しだけ時間のあるとき。深刻なときから他愛ないときまで、ふとしたときに、適当にぱらぱらめくりたくなります。
・秋の屋外でハンモックに揺られながら、たまに居眠りしたりなんかもして、ぼちぼち読むのにぴったりかと。
・秋は実りの季節でもありつつ、紅葉など、ある種生命の区切りの季節でもあると思います。そんな季節にちょっぴりセンチメンタルに浸るのも一興ですよね。
(3)マツモトシュセイ(自称「NO Music,No Life」を地で行く男。現役大学生。「hontopia」で音楽ライターとして活躍中)
〇 POPEYE(ポパイ)(雑誌)
POPEYE(ポパイ) 2018年 12月号 [Craftsmanship!~たしかにこれは職人技だ~]
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2018/11/09
- メディア: 雑誌
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(内容紹介)
1976年創刊の男性向けファッション誌・情報誌。マガジンハウス発行で、毎月10日(日祝日の場合は8・9日)発売。
・ニッチなことが幅広く掲載されており、インタビュー記事も濃密で、自分の世界が広がる気がします。ページレイアウトもめっちゃタイプです。
・秋は「食欲の秋」とか「読書の秋」とか何かに没頭したくなる季節。POPEYEを読むと没頭したくなることに出会えます。
・2018年9月号のハンバーガー店特集は最近の号だと一番面白かったです。なぜなら、僕はハンバーガーが好きだから...じゅるり。
(編/「hontopia」編集部)