クリエイティブの世界の一端。ゲーム業界のリアルを知りたい!【大東京トイボックス】

【※ネタバレなし】

 

みなさんが、子どもの頃に1番熱中したものと言えばなんでしょうか?

 

 

スポーツに青春を捧げた方もいれば、勉強一筋だったという方もいらっしゃると思います。

 

 

僕はといえば、当時めちゃくちゃに熱中したもの。

それはゲームです(笑)

兄や友だちとマリオカートやスマブラで対戦したり、RPGを一人でやりこんでみたり。。。

 

 

少年時代、兄とのマリオカートの対戦では、ゲームに熱中しすぎて、コントローラーをぶん投げてしまうことも少なくありませんでした...(笑)

...今は投げてませんよ(笑)

ゲーム好きは相変わらずですが、大人になってからは穏やかな心で静かにゲームしてます(笑)

 

 

少し横道に反れましたが、そんな子どもたち(僕みたいな大人も)を熱中させるゲーム。

いったい誰が作っているのでしょうか?

 

 

そう。それは何よりもゲーム制作に熱意を燃やす情熱的な大人たち。
今回紹介するマンガは、そんな情熱的な大人たちを描いた熱い作品です。

 

大東京トイボックス (1) (バーズコミックス)

大東京トイボックス (1) (バーズコミックス)

 

 

 この「大東京トイボックス」は、天才的なゲームクリエイター・天川太陽が率いる「スタジオG3」という小さなゲーム会社をめぐる物語です。

 


昨今のゲーム制作では、制作費の高騰や流血表現の規制など様々な困難があります。
そんな困難な状況下に加えて、身近でさまざまなトラブルであったりと、「スタジオG3」には多くの困難が降り注ぎます。

 

 

そうした紆余曲折を経ながらも、スタジオG3のメンバーは、最終的には全員が一丸となって、問題を解決して、最高かつ至高のゲームを作り上げていくのが、この漫画の肝となっています※恋愛要素もあるよ)

 

 

ゲーム好きの人にはらたまらない名言や実在のゲームソフトを匂わせる名前も出てきて思わず、
「これってあのゲームじゃね?」
「あのゲームの名言じゃん!」
なんて思うこと間違いなしです!

 

 

今現在ゲームが好きな人だけでなく、大人になってゲームから離れてしまった人にもオススメなマンガです。
童心を思い出すだけでなく、ゲーム業界の“裏話”などについても触れることができて、勉強にもなりますよ!

 

 

ちなみに、この「大東京トイボックス」は「東京トイボックス」というマンガの続編になります。

(※なんで続編から紹介するんだといった声が聞こえてきそうです…すいません…しかも先に説明しろよってね…笑)。

 

 

けれども、けれども!!
「東京トイボックス」を読んでいなくても、充分楽しめる胸アツな内容になってますので!!
そこは絶対に保障します!!(※たぶん)
個人的にはストーリーで言えば「大東京トイボックス」のほうが好きですなんです!!

 


とはいえ、もしも、順番を大事にされる方やもっと深く「大東京トイボックス」を楽しみたい方がいらっしゃれば、ぜひ1作目である「東京トイボックス」も読んでみるのをオススメします!
「東京トイボックス」もおもしろいので。

 

 

(※ちなみに「東京トイボックス」、「大東京トイボックス」ともに要潤さんら出演でドラマ化されています。そちらもぜひ)

 

 

 (文/北岡たけし、「生活に1冊でも多くの漫画を」を座右の銘とする漫画ライター。最近、漫画の読みすぎで寝不足気味