秋の味覚と縁側文庫

こんばんは。
三松文庫あかまつです。


秋も深まり段々と風が冷たくなってきましたね…人肌と熱燗が恋しい季節です。
人肌と熱燗と、あとは美味しい秋の味覚と本があれば言うことなしです。はい、欲張り過ぎました。


さてさて、最近の三松文庫の動きなんですが、
なんと岡山のいちょう庵という古民家カフェに
三松文庫プロデュースの本棚が登場しました!

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力強く、前向きに、楽しんで。【『音楽では守りに入るな』:第4回「GRAND FAMILY ORCHESTRA」】

最近、季節の変わり目でなんとなく体調が優れないマツモトです。
熱があるとか、明確に風邪を引いて咳が止まらないとかではないんですが、なんといっても鼻水が止まらない。
もうどうにも止まらない。

 
「それって花粉症(アレルギー)じゃない?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
たしかに、先日、唐突に親から「あなたは稲アレルギーがあるから気をつけなさい」と言われたばかり…
齢21歳になって、なぜいまさらの暴露なのか。
そもそも、これまでは平気だったのに(泣)

 
いや、いいんです、僕の症状が風邪か花粉症かなんていうのは、もうどっちでも!
要は体調だって、モチベーション次第だと思うんです!

 
そこで、今回は聴いていて元気になって、パワフルさで風邪や花粉症をぶっ飛ばしてくれるようなアーティストを紹介します。

 
その名も

 

『GRAND FAMILY ORCHESTRA』

 

BACK TO THE ROCK'N ROLL

BACK TO THE ROCK'N ROLL

 

 

youtu.be

 

体調不良の方はこれを聴いて体調優良に、気分が下げ下げの方は気分を上げ上げにしてください。
(※効用は人によって個人差があります)

 

 

1 「GRAND FAMILY ORCHESTRA」について。

「GRAND FAMILY ORCHESTR」(以下、GFO)は2016年に結成されたバンド。
vocalが松山晃太さん、guitarが森山良太さん、drumsがピクミンさん、guitarとkeyboardがOCHANさんという構成です。


精力的にライブ活動を行い、youtubeで自分たちの楽曲を全て公開するなどの斬新な活動も特徴です。
2016年の結成当時は3人組。その後、5人組になるなどしましたが、メンバーの急逝を受け、今の体制になりました。

 

 

2 「GRAND FAMILY ORCHESTRA」に関する私的感想。

このバンドおよびバンドの楽曲を一言で表すなら「パワフル」、その一言につきると思います。
パートそれぞれが主張強く、前に出ようとしている。にも関わらず全体では上手くまっとまっており、転じて迫力にも繋がっています。


僕自身ドラムをしていることもあって、ドラムについて言わせていただきたいんですが、ここまでドラムの音が軸になってるバンドは今まで聴いたことがなかったように思います。


MVも魅力的です!
メンバー全員が小刻みにジャンプしたり、とにかく動きまくってます!
そんなところも、彼らの迫力や一体感に繋がっているように感じます。
演奏する一曲一曲を、メンバー全員で、全力で盛り上げる様はまるでお祭りのようです。

 

 

3.どんなときに聴きたくなるか

自分はこのバンドの楽曲を私生活で、「勢い」をつけたいときに聴いています。
聴いているだけで、加速するというか物事が良い方向に進むような気持ちになれるんです。


ドラムのバス、スネアがテンポよく暴れ、ギターとベースが絡み合って、ボーカル松山さんの力強い声がトドメを刺す。
全員のコーラスが入るときには、もう僕の気分は最高にハイになっています!!


最近思うんですが、物事が進まない様に思える時は進む時があるからこそ、存在する状況なんじゃないかと。
そういう時って、物事が上手くいっている時と比べて、自分の気分が下がりがちだと思います。
けど、そんな状況でも自然に気分を上げてくれるような、そんな楽曲がこのバンドには沢山あります。


普段は、鼻水が止まらず、体調が優れない朝はもちろんのこと、趣味のランニングをする時、レポートを書く時なんかに聴いたりしています。
最近では、バイトの面接に行く前に聴いたりなんかもしましたね!絶好調で面接に臨めました!


お気に入りは、この曲「リンディンドン」です!

 

youtu.be


ぼくは、いつもGFOの楽曲に助けられてて、これからも、もっともっと彼らの楽曲を聴いていたいと思います。
もちろん、今後はライブにも行ってみたいし、新しい音源も聴きたい。
ロックンロールなGFOが大好きです。

 

詳しくはこちら(「GRAND FAMILY ORCHESTRA」oficial web site)

https://grand-family-orchestra.com/

 


(文/マツモトシュセイ/自称「No Music,No Life」を地で行く男。現役大学生。自身もバンド活動を行いながら、バイトでお金を貯めてはCDを買い漁り、全国のライブへと足を運ぶ。アナログ派ではあるが、趣味の一つはYoutubeでこれから「くる」バンドを探すこと)

 

 

この連載の過去記事はこちらから

マツモトシュセイ カテゴリーの記事一覧 - hontopia

『昔昔あるところに、ヤバい女の子がおりました』【日本のヤバい女の子】

こんばんは、三松文庫のサブカル担当あかまつです。

 

 

皆さん、

 

 

女の子は好きですか?

 

 

男性の方はもちろんのこと、女性の方も好きだと答えてくれる方が多いんではないでしょうか(笑)

 

 

それでは皆さん、

 

 

次の質問です。

 

 

日本の“ヤバい”女の子は好きですか?

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『三行文庫vol.5』【インスピレーションほしい×芸術】

ステキな3人が毎回「気分×テーマ」に沿った本を紹介。

ステキな3冊を3行でー

 

「三行文庫」

 

第2、第4水曜日更新。

 

つい先日のことです。

正体不明の路上芸術家・バンクシーの有名な絵画が競売で落札された直後、額縁に仕掛けられたシュレッダーで自動的に細断されたんだとか。

 

バンクシーのSNSによれば、これはバンクシー自身が仕掛けたもので、英紙ガーディアンは「アート史上最も大胆なイタズラの一つ」と報じています。

 

バンクシーの意図はわかりませんが、現在の美術会へのなんらかの問いかけなのでしょうか。

 

関係者によると、細断された作品が価値を増す可能性もあるそうです。

芸術とはなんなのか。

そんなことを考えさせられますね。

 

今回は、そんなアートに絡めて

 「インスピレーションがほしい×芸術」

 特集です。

 

 

 

(1) トミー祐作(大学生時代にまちづくりや地域コミュニティ形成について学ぶ。現在サラリーマン生活3年目)

 

〇  青春と変態(著/会田誠)

青春と変態 (ちくま文庫)

青春と変態 (ちくま文庫)

 

 (あらすじ/「BOOK」データベースより引用)

著者の芸術活動の最初期にありながら、会田哲学、セオリー、善悪、聖と俗の逆説、執拗なまでの観察力と巧みな描写技法など、天性の画家ならではの表現が既に完成された小説であり、確信犯の犯行声明ならぬ、美術家・会田誠の制作のプロットであり予告であった。本作品の単行本刊行に大きく関わった松蔭浩之氏の書籍化までを追った回想的解説文を付す。

 

・ 天才・会田誠の描いた、青春で変態な小説。

 

・ アーティストが書いたからと舐めて読んだら頭をガツンと殴られる衝撃。理屈より感性で読んで凄さを体感する。

 

・ 青春小説を主軸にしながら、ミステリーの様な展開をもち、背徳、ヒロイズム、男色、思想についても書かれてる傑作。

 

 

 

(2) ITTETSU(地元福井県の企業で採用担当として、日々自己表現を追求。最近では、近年の個人の表現格差に危機感を覚え、アート・芸術を通じた教育プログラムを模索中)

 

〇 自分の中に毒を持て(著/岡本太郎)

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間"を捨てられるか (青春文庫)

 

 (内容紹介/「Amazon内容紹介」より引用)

“才能なんて勝手にしやがれだ”

“だめ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ”

岡本太郎の遺した作品と言葉は、いまでも私たちに鋭く問いかけています。 

瞬間を生き抜く、岡本太郎のパッションは、強い力をもって私たちの生命にズシンと響くのです。 

歓喜と驚きに満ちた人生を、あらためてつかみとってください。 

 

・「芸術は爆発だ」でお馴染みの岡本太郎。彼の考え方や生き方。最後は爆発の意味が分かります。

 

・インスピレーションが湧くというか、芸術そのものの考え方が変わります。

 

・読書はインプットだ。なので、本を読んで感性が高まったら、すぐに行動するべし。それが芸術の爆発の着火剤です。

 

 

 

(3) 高原康平(香川県在住のフリーのプレイングマネージャー。企業数社のマーケティングサポートを行う)

 

〇  ブルーピリオド(著/山口つばさ)

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 (あらすじ/「Amazon内容紹介」より引用)

成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!

 

・ ツイッターでフォローしている起業家の方らが、おススメしていたことから読み始めました。

 

・マイルドヤンキーリア充が、絵の楽しさに出会って芸大を目指す物語

 

・何でもうまくこなす人間が、1つのことを突き詰めることへの葛藤や苦しさ、楽しさなどを味わいながら成長していく過程が、何かに熱中する喜びを思い出させてくれる。熱くなる。

 

 

 

(編/「hontopia」編集部)

 

『大人の児童書目録 vol.3』【アレクセイと泉のはなし】  

こんにちは。

2018年も残り100日を切りました、たけはるです。

 

先日、愛媛・松山のシャッター商店街、柳井町商店街にて

空きビルをまるまる使って「やなぎ堂書店」という古本イベントを実施しました。

11月は「松山ブックマルシェ」もあります。

ぜひ、秋の旅行は愛媛・松山へ。

 

そんな愛媛では、先日、伊方町の原発再稼働が正式に決まったと

報道などで話題となりました。

賛否両論、いろいろな意見が飛び交いましたが、

今回は、ちょうどそんな時に見つけた絵本のご紹介です。

 

どこにでもある「日常」なのだけれど。

 

 

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 今回ご紹介するのは、『アレクセイと泉のはなし』です。

 

この本は、写真家で、映画監督でもある本橋成一が手がけた

映画『アレクセイと泉』(2002年)と同名の写真集の内容を児童向けにしたもの。

映画は、音楽に坂本龍一が入り、

ベルリン国際映画祭やロシア・サンクトペテルブルグ映画祭などで

高く評価されています。

 

 

この絵本の舞台は、東欧・ベラルーシ。

ロシアの東側、ウクライナの北側にあり、

豊かな自然と、教会やお城といった歴史的建造物も残る素敵な国です。

 

ただ、1986年のチェルノブイリ原発事故では

南からの風を受けて大きな被害を受けた地域でもあります。

ここで取り上げられているのは、そんなベラルーシの東南部にある

小さな村ブジシチェです。

 

 

主人公・アレクセイの住むこの村では、

チェルノブイリ原発事故を受けて、

学校跡や森、畑、作物から放射能が検出されました。

 

放射能を恐れて多くの人が村を離れ、

残ったのは55人のお年寄りとアレクセイだけ。

 

完全に放射能に汚染された村とされていたのですが、

その中で放射能が検出されなかったものがありました。

それは、村の生活を支える「泉」の水だったのです。

 

100年経ってブジシチェに湧き出ているという、この「泉」の水。

汚染されたとして遠ざけられた村の中には、

こんこんと沸き続ける「泉」の水に感謝しながら

毎日を過ごす、村人の暮らしがありました。

 

 

本当の「豊かさ」って、何だろう。

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この夏、仕事の関係で生まれて初めて伊方町に行きました。

 

40km近く伸びる佐田岬半島の中には

元々、70近くの集落があり、

それぞれの集落で、漁や農業、酒づくりなどをしながら暮らしていました。

 

伊方原発ができたのを機に町外からも多くの人がやってきて、

民宿や飲食、娯楽などの仕事が生まれ、

また一段と賑わいを見せていたそうです。

 

ただ、現在では原発の勢いも弱くなり

若い人はどんどん町を去っているうえに、

メロディーラインという主要道路ができ、人の導線も大きく変わって

限界、さらにはもう崩壊してしまった集落も多いといいます。

 

 

豊かな自然、綺麗な海など、圧倒される絶景がたくさんあるし、

昔からずっと続くお祭りや盆踊りなどの風習が根強く残っているなど

そこで生活する人たちの息づかいというか、

リアルな営みも残る地域なのですが、

その生活は原発と常に隣り合わせ。

「放射能」という影が見え隠れしているのです。

 

だから、最近流行りの「地方創生」にも何となく乗り切れない。

移住しに来なよ!って全力で言えない。

いつ、何が起きるか分からないから。

 

これは、伊方町に限らず、

原発がある町はどこも抱えている問題なんだと思います。

 

 

本当の意味での、その土地での「豊かさ」って何なんだろう。

いろいろ考えさせられる一冊です。

 

 

 

伊方町では来月、各集落で秋祭りが行われるそうです。

車で2時間かかるけど、でも行きたくなっちゃうんですよね~(笑)

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回もお楽しみに。

 

アレクセイと泉のはなし

アレクセイと泉のはなし

 

 

(文/たけはる/某雑誌編集者1年目)

 

 

この連載の過去記事はこちらから

『大人の児童書目録』 カテゴリーの記事一覧 - hontopia

 

『三行文庫vol.4』【熱くなりたい×スポーツ】

ステキな3人が毎回「気分×テーマ」に沿った本を紹介。
ステキな3冊を3行でー


「三行文庫」

 

第2、第4水曜日更新。


今回も前回の特集に続いて「秋」にフォーカスします。

「熱くなりたい×スポーツ」

特集です。

 

今回は、偶然にも野球関係の本が2冊続きましたが、ご飯少なめのお茶漬けのように、さらりと楽しんでいただければ嬉しいです。

 

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中学生時代(思春期)の恋について【富士山さんは思春期】

突然ですが、中学の時の恋って甘酸っぱくていいものですよね。

中学生の恋といえば、僕にとっては切ない片想い…なんちゃって。

学校での1日の中で、好きな子とほんの少し話せただけで、それはもう胸がドキドキしていたような気がします(遠い目)。

今思い出しても、あのころはまさに思春期も思春期、思春期ど真ん中だったなと…

あのころの胸のときめきを取り戻したい!!


今回、紹介するのは、そんな中学生時代の思春期あるあるな恋愛模様にフォーカスした漫画、「富士山さんは思春期」です。

 

富士山さんは思春期 コミック 全8巻完結セット (アクションコミックス)

富士山さんは思春期 コミック 全8巻完結セット (アクションコミックス)

 

 

この漫画は、身長181センチの富士山牧央(女)と身長160センチの上場優一(男)の中学二年生凸凹カップルが主人公なラブコメです。

中学生時代から、好きな子と付き合えるなんて、羨ましい…!!

もっとも昨今は小学生でも彼氏彼女がいたりするご時世のようですが(笑)

この傾向には今後も拍車がかかっていったりするのでしょうか。

 

脱線しました。本筋に戻ります!

 

主人公・富士山さんは中学生としては規格外の大きさです。

当初は、上場くんはなんとなく気にはなっていたものの、富士山さんと付き合いたいとかそういった思いはなく、お互い恋愛対象というわけではなかったと思います。


しかし、とある出来事がきっかけで、上場くんは、富士山さんの天真爛漫さに触れ、急速に惹かれることとなり、その場の勢いで告白することに。
その場の勢いというなんともなシチュエーションにも関わらず、上場くん、見事に富士山さんからOKをもらいます。

そして、そこから2人の交際が始まることになります。

全体を通して、中学の時の甘酸っぱいような、なんというか少し気恥ずかしさもあるような恋を上手に描写している作品です。


この漫画を読んで、自分のキラキラした学生時代に思いをはせるも良し、「僕(私)もこんな恋がしたかった!」と嘆くもよし、そんな「ザ・青春」漫画です。


そしてこの作品には、ドキドキ要素(笑)も満載です。

いわゆるちょっとエッチな描写もあったりはするんですが、過度に性的な表現であるとかそういう感じではまったくないんです。

「二人とも青春してるな~」と思わせるのが上手な作者だな~と思います。

「ザ・青春な作品が好きな人たち」や「あの頃の感傷に浸りたい人たち」などに、ぜひオススメしたい漫画です。

 


(文/北岡たけし/「生活に1冊でも多くの漫画を」を座右の銘とする漫画ライター)

 

三松文庫放浪記~関西進出編~

 こんばんは、三松文庫あかまつです。

 

本日の更新は【三松文庫放浪記~関西進出編~】です。


三松文庫初の関西の一箱古本市出店!

田舎育ちの三松文庫メンバーは関西という都会で無事に生き抜くことが出来るのか!どきどきはらはらの展開を見逃すな!(大嘘)

というわけで関西のレポートをゆるゆるとお伝えしていきますね^^

 

 

〇 9月8日(土)

 

日曜日の『鳴く虫と一箱古本市』に向けて、前日に関西入りしたメンバー達。
雨の影響を心配しつつも、このメンバーが集まればまずはお酒を飲みます。

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なぜか東北名物きりたんぽ(笑)

 

気持ちよく酔いが回ってきたところで、赤松に電話が届きます。

 

「明日の鳴く虫と一箱古本市ですが、残念ながら中止とさせていただきます」

 

大雨で開催が怪しいなとは思っていたんですが、まさかの中止でした。ただ僕たちよりも開催元の方のほうが残念なはず。わざわざ電話をくださったことに感謝でした。

 

中止の話を聞いても、ただでは転ばないお気楽集団三松文庫。次の日に何をするか考えながら、飲みながら、考えながら、飲みながら、話は進まないまま夜は更けていきます。笑

 

〇 9月9日(日)

 

若干の二日酔いで朝を迎えた三松文庫メンバー。
まずは開催元である『みつづみ書房』さんへ訪問をすることにしました。

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みつづみ書房
住所:兵庫県伊丹市宮ノ前3丁目1-3 浅岡ビル1階 
HP:http://www.mitsuzumi-shobo.com/


みつづみ書房さんは兵庫県の伊丹市にある素敵な古本屋さん。

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店内は壁中に本が敷き詰められており、どこを見てもおもしろそうな本があるわくわくする空間でした。

 

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店主さんに挨拶をしたあと、みつづみ書房さんが関わっている様々なイベントの様子等について聞いたり、伊丹市で開催されているおすすめイベントを教えていただいたりと、

 

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初めてとは思えないぐらい楽しく優しく出迎えていただきました。

 

みつづみ文庫さんでは毎月のように楽しそうなイベントが開催されているので、皆さん兵庫県に行った時はぜひ立ち寄ってみてください。

ちなみに、私、あかまつの大好きな音楽グループ(※MOROHA)の出るフェスなどにも関わっているそうで、興奮冷めやらぬ訪問となりました。

 

いつか必ずや、みつづみ書房さんといっしょにイベントに参加出来るよう、活動を頑張ろうと誓った三松文庫です。


みつづみ書房さんから暖かいエールをもらった後は、伊丹市美術館で行われている「レオレオニ展」へ

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子連れの方が多く、絵本コーナーでは子ども達が一生懸命絵本を読んでいるのが印象的でした。

人は何らかの形で他人(ひと)と関わらずには生きていけない。

有名なスイミーだけでなく、レオレオニの絵本には人と関わっていくうえでの大切なメッセージが多く込められており、大人にも心に響く内容でした。

 

絵本で子どもに戻ったあとは大人の時間です。みつづみ書房さんに紹介してもらったワインバー(※「ウィナー」という店名です。気になった方はぜひ)は残念ながら空いていなかったので、伊丹市のおしゃれな居酒屋さんでアルコールを摂取して解散です。

 

そんなこんなで、文化度の高い伊丹市が大好きになった三松文庫でした。


〇 9月10日(月)

 

ちなみに9日に解散したんですが、赤松は関西に残り『約50人のブックカバー展』というものを見てきました。

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「約50人の作家による架空の書店のブックカバー」というどれも個性的な展示でした。

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残念ながら一箱古本市は雨で中止となりましたが、今回も本を通して人とつながれたこともあって、とても楽しい三松文庫放浪記となりました。


関西にもたくさんの刺激をもらいました!!

三松文庫としても、これから楽しいことをどんどん仕掛けていこうと企んでいるので、何卒よろしくお願いいたします。


それでは。

 

(写真提供:三田稔、たけうっちー)

 

(文/あかまつのりき/三松文庫店主)