『せとうちアート探訪 vol.4』 海と島とアート ~瀬戸芸春会期開幕の旅

気づけば5月ももう終わり。あんなにも長かったゴールデンウィークが遠い昔のよう…。まぁ私は10連休ではなかったのですが。。

そんなGW初日の4月27日、開幕2日目の瀬戸内国際芸術祭に、三松文庫の赤松くんと三田くんと、たけうちの同い年3人組で遊びに行ってきました。

 


『せとうちアート探訪』4回目にして瀬戸芸-女木島・男木島・高松探訪編です。

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卓球、映画、カレー、鬼ヶ島《女木島》

フェリー「めおん」に乗り込み約20分。高松から一番近い島、女木島へ。

 

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今回の旅、船上からパフォーマンスが始まっていました…!ダンサー伊藤キムさんたち御一行とはこの後も何度も遭遇することに(笑)

作品全部を紹介するときりがないので、良かったものを厳選して写真で軽くご紹介を。

 

『BONSAI deepening roots』 平尾成志×瀬ト内工芸ズ。

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盆栽と古民家のカッコよさ。

 

『「島の中の小さなお店」プロジェクト』

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その時に居合わせた初対面の7人で卓球をしたり、出張なタ書の本棚を覗いたり、こころのマッサージを受けたり、私と赤松くんだけ某テレビ局の取材を受けたり、とても楽しみました(笑)


『ISLAND THEATRE MEGI 「女木島名画座」』 依田洋一朗

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運良く一時貸し切りで、映画をゆったり鑑賞。内装が可愛くて好みでした。


『MEGI HOUSE』 愛知県立芸術大学瀬戸内アートプロジェクトチーム

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動物ハウス、ウッドデッキで昼寝。

 


お昼ごはんは、海を眺めながらカフェMeginoさんのカレー。最高に癒されました…。

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ネコと遊んだり、赤松くんはたこつぼに埋もれたりしながら、女木島を満喫。
せっかくなので男木島にも向かうことに。

 

 

坂、路地、オンバ、図書館《男木島》


男木島上陸。またしても伊藤キムさんたち。

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島、島、島…が頭から離れない。。

 

『The Space Flower・Dance・Ring(宇宙華・舞・環)』 川島猛とドリームフレンズ

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『アキノリウム』 松本秋則

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『SEA VINEー波打ち際にてー』 高橋治希

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『記憶のボトル』 栗真由美

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『部屋の中の部屋』 大岩オスカール

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インスタ映えは撮らないフォトグラファー三田氏。

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そして本好きとして外せないのが「男木島図書館」です。

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「男木島図書館」は、クラウドファンディングで集めた資金で古民家を改修し、2016年に開館した島の私設図書館です。島民を中心としたNPO法人によって運営されています。
約5000冊もの蔵書が並び、島か高松に住んでいたら借りたい本があれこれと…

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以前訪れた際にはなかったカフェスタンドも出来ていて、つい長居したくなる素敵な場所となっていました。


男木島に行くのは3回目でしたが、路地を駆け上がったり、赤松くんは坂道を転げ回ったり、懐かしいおじいちゃん家のようなカフェにも寄ったり、また違う楽しみ方ができました。

 

 

本屋と温泉-夜の高松


最終フェリーで高松へ戻り、三松のホーム高松中心部・本屋さん巡りへ。
●ルヌガンガさん(写真は撮り忘れたため、昨年訪れた際の)

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相変わらずの素晴らしい選書!ちょうどいらっしゃった常連の奥さまから、色々なお話を聞かせていただく。

 

●YOMSさん 

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新店舗は初めて伺わせていただきました。個別ブースいいなぁ。冊数も増え、様々なジャンルの本が並んでいました。

 

三田くん行きつけの食堂?(写真なし)で、格安だけど美味しい定食をいただき、あーだこーだ喋り。

 

最後に仏生山温泉へ。

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仏生山温泉好きなんです。建築も泉質も◎

個人的には、約3年前に訪れた際、仏生山温泉内の50m文庫でたまたま手にしたとある本で少し人生変わってしまったという思い出もあり(笑)

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そんなこんなで、盛りだくさんの一日でした。
アート探訪と言いつつ、ただの旅日記になってしまいましたが…。

 

 

瀬戸芸の楽しみ方

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せっかく瀬戸芸に行くならアートを楽しもう!と、ついつい細かく計画を立ててしまいがちですが、海や風景や人との会話も楽しみながら、行き当たりばったりのんびり島を満喫するのもいいなぁと感じました。むしろそれこそ贅沢な時間の使い方のような気もします。

 

そして瀬戸芸の楽しみ方としてもうひとつお薦めなのが、サポートスタッフ「こえび隊」として参加することです。
私も今までに3回ほど「こえび隊」の活動に参加させていただいたのですが、アート作品の鑑賞受付をしたり、イベント準備のお手伝いをしたり、アーティストさんの制作のお手伝いをしたりと、時期と場所によって様々な活動をすることができます。アーティストさんやスタッフの方、お客さんとも直接お話ができるので、アート作品のことや島のことも詳しく知ることができ、より深く瀬戸芸を楽しめますよ。
また私はこえび隊以外にもいくつかアートプロジェクトのボランティアスタッフをしたことがあるのですが、こえび隊はサポートスタッフの体制が一番整っていると感じました…! 説明や引継ぎがとても丁寧ですし、期間によっては遠方の方が宿泊できる「こえび寮」もあります。初めてでも一人でも参加しやすいと思います。詳しくは、ホームページ(瀬戸内国際芸術祭サポーターこえび隊を見るか、たけうちまで。

 

 

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春会期は5月26日(日)で終わってしまいましたが、夏会期は7月19日(金)~8月25日(日)、秋会期は9月28日(土)~11月4日(月)に開催されます。
瀬戸内国際芸術祭2019、ぜひ好きなタイミングで好きな島へ足を運んでみてください。

また夏も秋も行きたいなぁ

setouchi-artfest.jp

 

 

(おまけ)少し足を延ばして道後アートも

私が住んでいる松山・道後でも、5月30日から新しいアートプロジェクトが始まりました!
2019・2020年の道後アートは、アーティスト日比野勝彦さんによる『ひみつジャナイ基地プロジェクト』
ひみつジャナイ基地(交流拠点)の設計コンペや、オープンコール・プロジェクト、踊りプログラムなど、約2年かけて様々な参加型アートプロジェクトが展開されていきます。
つい先日も「まちなか拠点」の制作をお手伝いさせていただきました。瀬戸芸と合わせてぜひ道後にもお越しください~!

dogo-art.com

 

 

現代アートってよく分からない、難しい、そのようなイメージを持っている方も多いかと思います。しかし瀬戸芸や道後アートのように、見るだけじゃない参加型のアートプロジェクトは、ただそこに来て楽しむ、触れて何かを感じる、それだけでいいのでは。
著名な作家の名前や、画法や画材、アートの効用など分からなくても、少し非日常を味わい、少し日々が豊かになる。ネット上の写真を見ただけでは伝わらない、本物の魅力、そしてその場所の空気感を、直接感じてもらえたらと思います。

 

 

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GW、他にも大阪市立美術館フェルメール展、金沢21世紀美術館富山県立美術館、富山市立ガラス美術館、高知黒潮町の砂浜美術館にも行ってきました。都会だからこその美術展、あるいはその地域や場所の特性を生かした美術館で、観光と合わせて楽しむことができました。

 

令和も瀬戸内を中心に、全国各地の気になる美術館やアートプロジェクトへたくさん足を運びたいなぁーと思っています。自己満アートリポートですが、今後も気ままに更新できたらと思います。気長によろしくお願いします(笑)

 

(文/たけうちひとみ/愛媛県在住。本にまつわるイベントやアートイベント、子どものための演劇上演のお手伝いなどしています)