『三行文庫vol.6』【縁側で読みたくなる×ほんわか】
ステキな3人が毎回「気分×テーマ」に沿った本を紹介。
ステキな3冊を3行でー
「三行文庫」
第2、第4水曜日更新。
先日、三松文庫初の自主開催イベントを岡山県美作市の古民家カフェ「いちょう庵」で行わせてもらいました。
「hontopia」の記事でも書かせていただきましたが、
内容は「縁側で読みたくなる本」をテーマにビブリオバトルを行うといったもので、参加者それぞれの思いを感じることができ、とても盛り上がったように思います。
そこで、今回は、先日のイベントの際に参加者の方々から紹介を受けた本の一部を紹介したいと思います。
どれも「縁側で読みたくなる」ような「ほんわか」する本ばかり。
それぞれの方々の「縁側」に対する思いなどにも触れながら、楽しんでもらえれば幸いです。
(1)ふくちゃん(「いちょう庵」庵主)
〇 葉っぱのフレディ―いのちの旅(著/レオ・バスカートリア)
- 作者: レオバスカーリア,Leo Buscaglia,みらいなな
- 出版社/メーカー: 童話屋
- 発売日: 1998/10/01
- メディア: ハードカバー
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(あらすじ/「BOOK」データベースより引用)
この絵本を、自分の力で「考える」ことをはじめた日本の子どもと、子どもの心をもった大人たちに贈ります。わたしたちはどこから来て、どこへ行くのだろう。生きるとはどういうことだろう。死とは何だろう。人は生きているかぎりこうした問いを問いつづけます。この絵本が自分の人生を「考える」きっかけになることを祈ります。本書は、アメリカの著名な哲学者レオ・バスカーリア博士が「いのち」について子どもたちに書いた生涯でただ一冊の絵本です。
・命は循環するもの。そのことを確認させてくれる本です。
・「いちょう庵」も、極力、地の食材を使うようにするなど、循環を大切にしています。
・家の中にいながら、季節の移り変わりが見えるのが縁側だと思います。そんな場所にぴったりの本ではないかと。
(2)しゃけちゃん(「いちょう庵」女将)
〇 今日も、ていねいに。(著/松浦弥太郎)
(内容紹介/「BOOK」データベースより引用)
たった一杯のお茶、ほんの小さな一言が、毎日を特別にしてくれる―『暮しの手帖』編集長が実践している、日々を大切に生きる秘訣。
・暮しの手帖編集長である松浦弥太郎さんの日々の暮らし方についての本
・日々の自分の暮らしの中にちょこっと取り入れたくなるような要素が満載。明日の自分を今日の自分より少しだけよくできるようなことが書いてあります。
・縁側はゆっくりとした時間が過ごせる場所。丁寧な暮らしっていうのは、穏やかな気持ちで日々を過ごすことかと思います。親和性が高いですよね。
(3)ながっちゃん(学校の先生。次は僕も記事を書いてみたいです)
〇 幸せの条件(著/誉田哲也)
(あらすじ/「BOOK」データベースより引用)
恋も仕事も中途半端、片山製作所勤務の「役立たずOL」梢恵に、ある日まさかの社命が下された―単身長野に赴き、新燃料・バイオエタノール用のコメを作れる農家を探してこい。行く先々で断られ、なりゆきで農業見習いを始めた24歳に勝算はあるか!?働くこと、生きることの意味を問う、『ジウ』シリーズ著者による新境地。
・仕事に向かう姿勢を見つめなおさせてくれる本。
・特に印象に残っているのは主人公の上司の言葉。「必要とされることを求めるのではなく、自分から人や物を必要としていく姿勢が大事」。心が弱ったときに響きます。
・日々に疲れたとき、日常と切り離された縁側という場所で、この本を読んでリスタートしたいと思います。
古民家カフェ「いちょう庵」の詳しい情報についてはこちらから。
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(文/「hontopia」編集部)