三松文庫放浪記~高松編~
こんばんは。
三松文庫あかまつのりきです。
先日、我らが三松文庫の仕入れ担当・三田くんと二人で、「本と人に触れる」をテーマに高松・愛媛を旅行してきました。
いつもの記事とは違い、三松文庫の緩く楽しい感じと、行く先々で僕たちが素敵だと感じたポイントをお届けできればなと思います。
また、行ったお店の情報も記載するので、旅行の際の参考までにご覧ください。
高松ということでまずはうどん屋さんへ!
『吾里丸2』
いきなりうどんの画像ですみません笑
旅の始まりは高松のうどんをつまみに、ビールで乾杯です。
吾里丸はまさしく大学生や地域の味方と言ったうどん屋さんで、財布への優しさとおばちゃん達の人情味に救われた香川大学生も少なくないはず。
高松に帰るたびに寄りたくなる安心感がある素敵なうどん屋さんです。
ビールも嗜みお腹も膨れたところでお次は▼
『本屋 ルヌガンガ』
HP:https://www.lunuganga-books.com/
店内はとても落ち着いた雰囲気で、幅広いジャンルを取り扱われています。しっかりセレクトされた本棚はこのまま自分の部屋に持って帰りたい…と思うほど素敵な本が並んでいました。カフェスペースもあり、こだわりのコーヒーを飲みながら本を読むこともできます。
思えば、昨年の「海の見える一箱古本市」で隣のブースだったのが、ルヌガンガさんを知ったきっかけでした。
その時はまだ実店舗のスタート前だったので、「店舗が出来たら絶対行きますね!」という約束をやっと果たせたので個人的にとっても嬉しいです。
店舗はご夫婦で経営されており、初めて出会った時同様、本に携わる先輩として今回もいろんなことを教えてもらいました。
一箱古本市では隣で飛ぶように売れていたのがうらやましかったことを覚えています。笑
店内をぶらぶらして「おや、聞き覚えのある特徴的な声がするぞ?」と思っていると、偶然にも、高松の古本業界の重鎮である『なタ書』の藤井さん(通称、キキさん)に遭遇。
「赤松君、この本買ってくれたら嬉しいな」と『FULL本屋』を買わされました…
この本の売り上げは、 後々キキさんのコーヒー代になるそうです。笑
「完全予約制古本屋」である「なタ書」の魅力と、店主キキさんの魅力が、漫画調で十二分に表現されている秀逸な作品でした。
ちなみに7/4(wed)にルヌガンガさんで、キキさんとトークショーもあるそうなので、興味がある方はぜひ行ってみてください。
その後、二人は休憩がてら『珈琲と音楽と文学 半空(なかぞら)』さんでアルコールを補給し…
次の目的地へ▼
『YOMS(よむす)』
HP:http://caccokari.blogspot.com/
書籍は豊富で、価格も求めやすく、ついつい買いたくなる本がたくさんでした。フリーペーパー交換会やトークショーなど、各種イベントも開催されているそうで、本好きな人が集まる素敵な本屋さんです。
Yomsさんの名前だけは以前から知っていて、行きたい行きたいと涎を垂らしながらも、ずっと行けてない場所だったので、やっと行くことが本当に嬉しかったです。
ちなみにビルの4Fにあるので階段をのぼり慣れてない方や運動不足の方は気を付けてくださいね。笑
店主さんとその場にいるお客さんとお話をしているうちに、その方も海の見える一箱古本市に出展するということが判明!
こういう出会いがあるのも、旅の楽しさですね。
本を通じて人がつながる場所を作られているyomsさんに感謝です。
高松きってのおしゃれスポットである「北浜アリー」へ移動し、『umie』というおしゃれカフェに入りビールで乾杯。
ビールを飲みに来ただけ?いいえ、違います。
最後の目的地は▼
『BOOK MARUTE』
HP:http://book-marute.com/
北浜アリー内にあるMARUTEさんは隣にギャラリーも併設されているセレクトショップです。「海の見える一箱古本市」の主催店さんでもあります。
昨年も一箱古本市前に訪問したんですが、海の近くというロケーションも相まって、相も変わらずハイセンスな空間でした。
隣のギャラリーでの個展に合わせた本も取り扱っており、個展を見てから本棚を眺めることで本の世界観をより体感することが出来ました。
「いつかフォトグラファーでもある三田くんの個展も開いてもらおう」と心に誓った三松文庫でした。
そのほかにもまだまだ行きたい場所はあったのですが、
距離的に遠かったりお休み中ということで行けない場所もいくつかありました><
やはり高松は本屋さんや本好き同士のコミュニティがしっかり出来ているなと実感。そこに入ると情報の交換や、出会いが出会いを生む楽しさがありました。
皆さんも高松に来られた際はぜひ足を運んでみてください^^
高松の本屋巡りを楽しんだのち、
旧友とお酒の飲み、語り合い、高松の夜は更けていくのであった…
次の日の予定も決めぬままに…
『三松文庫放浪記~愛媛編~』に続く。
(文/あかまつのりき)