とみー’s 星5つ 満足感100%【シン・ゴジラ】


おはようございます。とみーです。

 

 

本、本と続いたので今日は映画について
書いてみようと思います。

 

 

恥ずかしいはなし、僕は映画見ても、すぐに内容忘れちゃう人なのです。

 

 

けど見た映画はやっぱ覚えてたいので
一年前くらいから見た映画は感想を文字にして残してるんですよね。

 

そのストックがたまって、映画記録が
今70本くらいあるんですけど、

 

そのなかで「これは最高…!」
「もっとみんなに見てもらいたい…!」

 

っていう満足度100% 星5つの作品が

5作あります。その中の1つについて

今回は書きたいと思います。

 

シン・ゴジラ

シン・ゴジラ

 

 「シンゴジラ」

 

熱すぎて痺れて、泣いて、日本映画史に間違いなく残る最高の作品。

 

今後10年は語り継がれる作品になるとそう思ってます。

 

そもそもゴジラって子供の見る特撮みたいなイメージがありませんか?

 

ウルトラマンとかモスラとか、戦隊ものしかり。

 

一方ではそういう部分もあるけどそれだけではなくて、

この映画はめちゃくちゃ重厚な社会テーマを扱ってるし、

尚且つそれをめちゃくちゃリアルに描ききってるので、超リアルなのです。

 

今、まさに今の日本にゴジラが現れたら、
本当に現れたら、どうなりますか?

 

例えば、政府はどのような枠組みでゴジラという未確認生物に対処するのか、
マスコミはどのように報じるのか、
そして日本国民はどのように行動して、
世界はどう注目するのか?

っていうのを徹底的な調査と取材とを重ねて描いてるので、

映画の中に没頭しまくります。

 

途中から、
「これは本当にあった話だったのでは?」
とまで思ってしまうくらいのリアリティー。

それゆえに感情がめちゃくちゃ入り込みます。

 

想定外の事態に対して政府は前例がないために、

当然マニュアルはなく、ゴジラという災害に臨機応変に対応できません。
リーダーは決断を下すことができず、後手に回ってしまいます。

 

この「想定外の事態」に対する対応の不味さは、

東日本大震災を彷彿とさせて、強烈なオマージュになってるし、

またさらに政治家達はゴジラに対して、
楽観的で希望的観測に基づいた対策で判断をくだします。

 

 

それに対して主人公の若手官僚は
WW2の時の旧日本軍の敗戦の原因と重ね、

しっかりと議論をするように促します。

 

これは『失敗の本質』という本を
知っている人ならたまらないシーンで胸が
熱くなります。

 

縦割り行政、不測の事態に対するまずい対応、

決められないリーダーが目立つ前半から

後半になると、問題意識をもった若く優秀なリーダーが台頭し、

徐々に未曾有の事態にリーダーシップをとって、反撃に転じます。

 

組織の枠組みを越えた組織を作り、

問題に立ち向かい、傷ついても消して
投げやりになることなく、勝てる手段を
強かに探し続ける姿は本当にかっこいいです。

 

今思い出しながらかいてても泣けそう。

 

 

それくらいの熱量と心に残る何かを持った作品がシンゴジラなのです。

皆さんも是非、三連休の空き時間に

レンタルビデオ店にいって、借りてみてください。

 

 

では良い三連休を!