夏!夏!夏!【『音楽では守りに入るな』:第2回「Sunrise In My Attache Case」】
もう夏ですね…!
毎年、真っ黒に焼けてしまう僕にとっては、身体的にはなかなか厳しい季節ではありますが、夏休みといい、海といい、夏の開放感が大好きです!
かき氷、海水浴、プール、スイカ…そのほかもろもろを考えるだけでワクワクしてきます。
さて、今回はそんな夏にぴったりなバンドを紹介したいと思います。
紹介するのは、
夏が大好き!
夏は暑くて苦手だけど夏の雰囲気は好き!
サーフィンが趣味!
毎年夏はピーチサンダル!
といった人たちにぴったりな夏らしいサーフロックバンド
その名も
「Sunrise In My Attache Case」(サンライズ イン マイ アタッシュ ケース)
- アーティスト: Sunrise In My Attache Case
- 出版社/メーカー: Sunrise to Sunset Records
- 発売日: 2015/06/21
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
1.「Sunrise In My Attache Case」について
Kazuya(Vo, G)、和希(G)、cubs(B)、岡P(Dr)の4人組で、砂浜で海を見ながら聴きたくなるような、そんなカントリー・サーフミュージック調のロックバンドです。
バンド結成については、ボーカルのkazuyaさんがカナダ・バンクーバーにいたときに結成しようと思いたったそうで、結成の場もカナダ・バンクーバーだったそうです。
2016年には、Red Bull主催のバンドコンテストにおいて、応募総数300組の中から、優勝を勝ち取った経歴を持ち、その後リリースされた「The Wall」はレッドブルの世界観を伝える 「World of Red Bull 」のテレビ CM ソングに決定しました。
主な活動の拠点は関西地方で、精力的に全国のライブハウスやフェスに参加する傍ら、楽曲をリリースし続けています。
2.「Sunrise In My Attache Case」の楽曲に関する私的感想
彼らの曲は、とても爽やかで、目を閉じて聞けば、目の前には穏やかなハワイの海が広がること間違いなしです。
ボーカルKazuyaさんから放たれる歌声はクセがなく、耳にスッと入るようで、誰でも聴き入ってしまうような心地よい魅力があります。
ベース、ドラムともに、ゆったりしたテンポを保ちつつも、迫力があり、曲にアクセントをつけています。
そのほか、コーラスのハモり方も爽やかで、個人的に大好きです!
3.どんなときに聞きたくなるか
これは俄然、海に行った時にかけたくなる曲です。
海沿いをドライブする時はかけたらムードも明るく盛り上がること間違いなし!
サングラスにアロハシャツもいいかもしれません!
とりあえず、女の子と海でドライブデートするときには、このバンドの曲を一曲目にかけて「シュセイくん、オシャレだね」とかキラキラした目で言われてみたいです。
自宅でもぴったりなシチュエーションがあります!
日差しが強く部屋に差し込むような朝ってありますよね?(日差しが差し込まない家の方はすいません!「天気のいい朝」に脳内で置き換えてください…!)
そんな朝に、彼らの曲をかけながら、ゆったりと朝食にバナナやパンを食べると、あら不思議。あなたの朝のひとときをすっかりオシャレに変えてしまいます。
一日の始まりがそんな朝なら「なにかいいことあるかも」って期待しながら、気分よく外出できますよ!
今の季節はまさに夏。季節でいうなら間違いなく今の季節が「旬」のバンド。この夏、僕が一番聴いてほしいバンドです!
4.今後の活動について
最後に今後の活動について少しだけ。
「Sunrise In My Attache Case」は2018/7/4にnew album「Light The Fire」をリリースしました。
- アーティスト: Sunrise In My Attache Case
- 出版社/メーカー: Double Wing Records
- 発売日: 2018/07/04
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
9/24の金沢でのライブを皮切りに、ニューアルバムのツアーを開始します。
福岡や鹿児島、仙台、広島、高松など、全国約10カ所でライブ予定です。
詳しくはコチラ(「Sunrise In My Attache Case OFFICIAL WEB」)
↓
http://sunriseinmyattachecase.com/events/event/
(文/マツモトシュセイ/自称「No Music,No Life」を地で行く男。現役大学生。自身もバンド活動を行いながら、バイトでお金を貯めてはCDを買い漁り、全国のライブへと足を運ぶ。デジタルよりもアナログ派。けれど、趣味の一つはYouTubeでこれから「くる」バンドを探すこと。最近、金欠気味)
この連載の過去記事はこちらから
↓
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TVディナー【映画の「食べる」を楽しむ:「ストレンジャー・ザン・パラダイス」】
映画に登場する食事シーンが好きだ。
映画を見終わったあと、劇中に登場した食事を食べたくなってしまっていたら、いかに内容がチープなものであったとしても、まいったような気分になってしまう。
食欲、性欲、睡眠欲は人間の三大欲求というけれど、僕の場合、それが映画の良し悪しにまで影響するというのだから、よっぽど食い意地がはっているということなのだろう。
そんな、人一倍食い意地のはっている僕であるが、今後不定期ながら、主に食事シーンにスポットを当てて、印象に残った映画を紹介していきたい。
初めての本記事では色々と迷ったが、まずは好きな作品にしようという思いから「ストレンジャー・ザン・パラダイス」という映画、および劇中に登場する「TVディナー」を紹介する。
〇 ストレンジャー・ザン・パラダイスについて
1984年公開のフランス映画。
ジム・ジャームッシュ監督の喜劇作品だ。
物語は、ニューヨークで博打をしながら気ままに生活するウィリーの元に、ハンガリーで生活している従姉妹のエヴァが預けられるところから始まる。
当初は険悪なものの、そこにウィリーの博打仲間・エディも交えて、徐々に打ち解けていくこととなる。
かなり大雑把になったが、だいたいのストーリーはこんな感じだ。どこか厭世的な雰囲気の中で、ウィットに富んだ会話が交わされ、ニヤリとする要素を含んだ人間ドラマ作品となっている。
モノクロであることも相まって、さっぱりと感じられるニューヨークの街並みや登場人物を映し出すカメラワークもいい。
〇 劇中に登場する「TVディナー」について
当初、険悪であったウィリーとエヴァが交流し、次第に打ち解けていく過程の食事シーンで登場するのが「TVディナー」だ。
日本に住まれている方々の中には、「TVディナー」と言われても、ピンとこない方も多いかと思う。
かくゆう僕もその1人だった。
これについては、エヴァも劇中でウィリーに尋ねていることから同様だろう。
映像を見る限りでは、それはコンビニ弁当に近いもののように思えた。
劇中のウィリーの説明によれば「テレビを見ながら、食べる夕食」だから「TVディナー」なんだそうだ(ちなみに食事シーンにテレビは登場していない)。
単純明快、素直な直訳ではあるが、これだけでは、ちょっと僕にはなんのことかわからなかった。
色々調べたり、アメリカの友人に聞いてみたりしたところによれば、どうやら「TVディナー」とは、メインディッシュと副菜がすべて一つのトレイにセットになって販売されている冷凍食品のことで、アメリカではごくごくポピュラーなものらしい。
「テレビを見ながら食べることができる、お手軽ディナー」ということで、1950年代にアメリカで開発されたものとのこと(ウィリーの説明もあながち間違ってはいないようだ)。
ただ、アメリカの友人によれば、お手軽ディナー=手抜きディナーということもあって、美味しいものといった印象はあまりなく、寂しい、味気ないといったイメージも強いそうだ。
ウィリーが食べ始めた「TVディナー」について、エヴァはこんな風に尋ねる。
エヴァ:「その肉はどこから来たの?」
ウィリー:「牛からだろう」
エヴァ:「肉に見えない」
ウィリー:「アタマにくるぜ。これがアメリカの食事だ。肉、ポテト、野菜、デザート、皿洗いも必要ない」
ハンガリーで生活していたエヴァには「TVディナー」に馴染みがない。
そんなエヴァが「肉が肉に見えない」と言うということは、つまりおいしそうには見えないという意味だったのだろうか。
もっとも、ウィリーが頭にきたのは、「TVディナー」が云々というよりは、着地点の見えないエヴァとの会話についてなのだろうが。
このように、「TVディナー」のシーンは、物語序盤の険悪な2人の関係性を示しており、打ち解けるまでの過程の一つであるといえよう。
また、元々はハンガリー出身にも関わらず、わかりやすくアメリカにかぶれるウィリーの姿を示す端緒として見ても興味深い。
冷凍食品、インスタント食品、カップ麺etc...
なにかとジャンクなものが無性に食べたくなる今日このごろである。
これまで、人並みにジャンキーなものを平らげてきた僕ではあるが、まだ「TVディナー」は食べたことがない。
ぜひ、どこかで見つけて買うことができたら、ウィリーのようにアメリカンなスタイルで、ドリンク片手にガツガツと頬張ってみたいところだ。
日本でも買えるのか気になる次第である。
(文/三田稔/ライター)
僕には何かを作ることはできない。【『高原康平の世界観』:連載第2回】
香川県でフリーランス・プレイングマネージャーとして、企業数社のマーケティングサポートを行っている高原康平さんの連載「高原康平の世界観」
第2回は「僕には何かを作ることはできない」です。
前回までの記事はこちらから▼
(以下、本文)
続きを読む三松文庫放浪記~弾丸愛媛編~
初日の高松編はこちらから▼
旅のあらすじ
「本と人に触れる」をテーマに一泊二日の旅行を始めたあかまつと三田。
一日目は高松でたくさんの出会いがあり、満足感を胸に抱いて、気持ちよくお酒を飲み、ぐっすり眠る。
しかし、よくよく考えると二日目の予定を決めていなかった!
果たして二人はどうなってしまうのか!
有意義な一日を過ごせるのか!
続きを読む「お金」について勉強する本(※お金の稼ぎ方を学ぶ本じゃないよ!)【お金2.0_新しい経済のルールと生き方】
突然ですが、僕は旅がすごく好きで、1年中ずっと旅行してたいな~って思ってます。
けれども、如何せんお金がなくて(泣)
なので、もっとお金があればな~と思うこともしばしばあります。
人間の悩みは
①お金の悩み
②人間関係の悩み
この2つが多いといわれているそうですね。
今回、ご紹介するのは、そうした悩みの一つである「お金」について書かれた本です。
発売2週間でたちまち売り上げ5万部を突破した本で、あのホリエモンさんも帯にコメントを載せています。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
全体をさくっと要約すると
①現代の経済やお金の起源とそのメカニズム
②テクノロジーによってそれがどのように変化していっているのか
③「資本主義」の欠点を補った「価値主義」
この3つを柱とする構成になっています。
お金ってそもそもなんだったのか?
経済の仕組みってどうなっているのか?
そして、それらが新たなテクノロジーによってどのように変化していっているのか?
といったように順を追って話が進んでいきます。
「お金」そのものについて学ぶ。
当たり前に身近なものであるにも関わらず、ぼくは「お金」について学んだり、深く考えた記憶がありませんでした。
「『お金』という手段が目的になっている」
僕たちはみんな「お金」を稼ぐために仕事をしていると思います。
なんとなく、「お金」がないと死んでしまうと思ってしまいがちです。
けど、よくよく突き詰めて考えるとただの紙切れ。
なぜ紙切れが価値を持っているのか?
すごく不思議に思うことがあります。
この本は「お金」についての考え方が変わるきっかけにもなるかもしれません。
そのほか、本書では「資本主義」についても触れられています。
民主主義とともに多くの先進国で社会の基盤となっている「資本主義」。
みなさんは疑問に感じたことないですか?
僕は、インターネットとか見たり、企業説明会に行ったりして、色んなものを見てみて、なんとなくなんですけど、
「お金を稼げない人は価値がない」
という価値観が、自覚のあるなしに関わらず、一定数あるのではないかと感じました。
そんなはずはないと思いたいです。お金稼げなくても、いい人はいるし、おもろい人もいるし、すごく優しい人がいる。
けど、お金を稼いでいる人のほうが偉い、すごいといった風潮があるのを感じてしまう。
「あれ?なんかおかしくない?」
そんなことを漠然と感じました。
もちろん資本主義にもいい面はたくさんあると思います。
長らく世界の経済を作ってきた仕組みであり、現在の経済の発展やテクノロジーの進歩は間違いなく「資本主義」のおかげと言ってもいいと思いますし、そのおかげで僕たちの今の生活があります。
この本は、「資本主義」に対する僕の疑問に新しい解をくれた本でもありました。
お金ってなんだ?
経済ってなんだ?
資本主義おかしくね?
そんなことも改めて、一から考えられるような良書だと思います。
(文/yousay tougawaga、大学生、様々なことに関心を持つユニークライター)
村上春樹の雑文集に対する雑文 【雑文集】
雑文―軽い気持で書き流した文章。
こんにちは。
三松文庫あかまつです。
突然ですが、数多くの本が出版されているこの世の中で
読んでいて一番かっこいい小説家って誰わかりますか?
そうです。村上春樹です。(赤松的偏見大いに含む)
例えば女の子に「何を読んでるの?」って聞かれた時、
ニヒルな顔で「ちょっと村上春樹作品をね…」と答えるだけで
不思議と知的な感じがしませんか?
「あら、ミステリアスさが素敵」と恋に落ちたりしませんか?
あくまでニヒルな表情で答えるのが肝心です。
ウィスキーを飲んで一拍置いて答えたらそれは完璧ですね。
村上春樹作品はいくつか知っているし、
新刊が出るたびに日本は大騒ぎになるけれど、
いまいち全容を把握しきれていいない村上春樹という人間について
知るために今回はこの本を読んでみました。
エッセイが中心なので村上春樹の人となりを感じることができ、
読むたびに新たな一面を知れるので読んでいてとても楽しかったです。
主にジャズや村上春樹の周囲の人、自分の小説について語っているのですが、
村上春樹は物事との距離感の置き方と語り方がすごく上手だなと感じました。
物事について一人称視点で語っているにも関わらず第三者的視点で俯瞰している、
その距離感がとっても心地よいのです。
その結果、
自分も幽体離脱をして村上春樹の体験を追体験して、
あたかもその場所その時代にいるかのように
情景がリアルに想像できます。
僕が村上春樹と同じ年齢になったとき、
今の時代を語ろうとしてもこんなふうに物事の良さを引き出せるだろうか、と悔しくなります。
それぐらい物事との距離感の置き方と語り方が美しいです。
とても有名な文ですが、僕が雑文集を読んで一番心に残った文はこれです。
「高くて硬い壁と、壁にぶつかって割れてしまう卵があるときには、私は常に卵の側に立つ」
これはエルサレム賞受賞の際のスピーチの一文です。
「高くて硬い壁=社会のシステム(どうしようもならないもの)」
「卵=私たち個人(薄くて壊れやすいもの)」を表現しています。
そのうえで「私は常に卵の側に立つ」と。
この一文にも村上春樹の物事との距離感の置き方と語り方の美しさが詰まっています。
純粋にかっこいいですし、自分もそうありたいものだと心の底から思いました。
まだまだ村上春樹をつかみきれてはいませんが(そもそも一人の人をつかみきるということは無理なのかもしれない)気高く、ストイックで、でもどこかに隙間を作っていて、実は人見知りで、それでいてチャーミングな「村上春樹」という人が好きになりました。
ぜひ村上春樹へのとっかかりにしてみてください。
それでは!
(文/あかまつのりき)
クリエイティブの世界の一端。ゲーム業界のリアルを知りたい!【大東京トイボックス】
【※ネタバレなし】
みなさんが、子どもの頃に1番熱中したものと言えばなんでしょうか?
スポーツに青春を捧げた方もいれば、勉強一筋だったという方もいらっしゃると思います。
僕はといえば、当時めちゃくちゃに熱中したもの。
それはゲームです(笑)
兄や友だちとマリオカートやスマブラで対戦したり、RPGを一人でやりこんでみたり。。。
少年時代、兄とのマリオカートの対戦では、ゲームに熱中しすぎて、コントローラーをぶん投げてしまうことも少なくありませんでした...(笑)
...今は投げてませんよ(笑)
ゲーム好きは相変わらずですが、大人になってからは穏やかな心で静かにゲームしてます(笑)
少し横道に反れましたが、そんな子どもたち(僕みたいな大人も)を熱中させるゲーム。
いったい誰が作っているのでしょうか?
そう。それは何よりもゲーム制作に熱意を燃やす情熱的な大人たち。
今回紹介するマンガは、そんな情熱的な大人たちを描いた熱い作品です。
この「大東京トイボックス」は、天才的なゲームクリエイター・天川太陽が率いる「スタジオG3」という小さなゲーム会社をめぐる物語です。
昨今のゲーム制作では、制作費の高騰や流血表現の規制など様々な困難があります。
そんな困難な状況下に加えて、身近でさまざまなトラブルであったりと、「スタジオG3」には多くの困難が降り注ぎます。
そうした紆余曲折を経ながらも、スタジオG3のメンバーは、最終的には全員が一丸となって、問題を解決して、最高かつ至高のゲームを作り上げていくのが、この漫画の肝となっています(※恋愛要素もあるよ)。
ゲーム好きの人にはらたまらない名言や実在のゲームソフトを匂わせる名前も出てきて思わず、
「これってあのゲームじゃね?」
「あのゲームの名言じゃん!」
なんて思うこと間違いなしです!
今現在ゲームが好きな人だけでなく、大人になってゲームから離れてしまった人にもオススメなマンガです。
童心を思い出すだけでなく、ゲーム業界の“裏話”などについても触れることができて、勉強にもなりますよ!
ちなみに、この「大東京トイボックス」は「東京トイボックス」というマンガの続編になります。
(※なんで続編から紹介するんだといった声が聞こえてきそうです…すいません…しかも先に説明しろよってね…笑)。
けれども、けれども!!
「東京トイボックス」を読んでいなくても、充分楽しめる胸アツな内容になってますので!!
そこは絶対に保障します!!(※たぶん)
個人的にはストーリーで言えば「大東京トイボックス」のほうが好きですなんです!!
とはいえ、もしも、順番を大事にされる方やもっと深く「大東京トイボックス」を楽しみたい方がいらっしゃれば、ぜひ1作目である「東京トイボックス」も読んでみるのをオススメします!
「東京トイボックス」もおもしろいので。
(※ちなみに「東京トイボックス」、「大東京トイボックス」ともに要潤さんら出演でドラマ化されています。そちらもぜひ)
(文/北岡たけし、「生活に1冊でも多くの漫画を」